音楽って何なんだろう ー2-

なぜ人はラジオやテレビで聞いた曲のレコードを買いたくなるのか。
何度も聞けるから。ジャケットを見てにたにたしたいから。収集癖があるから。
理由は、気に入った曲が自分の好きなアイドルの曲なのか、ただ単に曲に魅了されたからなのか、いろいろだろうが、どんな理由であれ買えるレコードの数は限られます。
自分が男子中学生であれば、月に何枚もというわけにもいきません。
ここで我々1959年生まれの男子中学生の前に忽然と登場したブツがありました。
ラジオ付カセットテープレコーダー、通称ラジカセです。
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俺が値段もほどほどだし、と欲しがったのはSONYのこんな⇑感じのブツでした。
しかしある日我が家に訪れたのは⇩こんなやつでした。東芝のラジカセです。

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果たしてこの後、我が家にあふれかえることとなるカセットテープ、
一番初期に近いのはこんなところだよね。⇩

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ここでぜひ注目してほしいのはそれぞれの四隅。ネジがはまってるじゃないすか。
分解できたのさ。こういうのが味だよね。これが無くなってからのカセットテープは完全に味気ない。

つづく


# by taroustory | 2019-01-17 16:31 | MUSIC!! | Comments(0)

音楽って何なんだろう ー1-

1959年生まれの男子が中学生になったのは1972年の4月だった。
その2ヶ月後、麻丘めぐみが「芽ばえ」というシングルでデビューした。
当時男子の家にあって音楽を聞けるものは3つあった。
まずはテレビで音楽番組が見られて、聞ける。
ラジオは煤けたベージュ色のプラスチックのボディの横20数センチ、高さ10数センチ、
奥行き10センチほどのもので、短波と中波(AM)が聞けた。
そしてモノラルのポータブル・レコード・プレーヤーである。

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まあ大体こんな感じ⇑のなんだが、これで麻丘めぐみのセカンドシングル「悲しみよこんにちは」くらいまでを聴いたのだ。
でも甘やかされて育った男子中学生は、こんなんじゃ音楽を聞いてるとは言えないという主張を始めた。麻丘めぐみの歌を音楽だと思っていたのだ。
で、まあそりゃあね、こんなんじゃやあよね、と甘かった母親はこんなのを買ってくれた。

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ステレオのポータブル・レコード・プレーヤーである。

ネットから探した写真だけど、モノラルの赤いレコーダーといい、
ステレオの青いプレーヤーといい、実際に家にあったものとそっくりでびっくりした。
つまりは種類が少なかったってことだろう。


つづく

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# by taroustory | 2019-01-16 17:14 | MUSIC!! | Comments(0)

Ry Cooderには時々ハマる。

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仙台市図書館へ行こう〈1?〉

Walkin' By Myselfがはいってるんで借りたJohnny Winterの「Scorchin' Blues」は
1990年あたりのアルバムからファンが勝手に選んだ編集盤って感じだが、いい。

Neil Youngの自伝やっと読み終わりました。
御免なさい。嘘です。飛ばし飛ばし読みで最終ページまで辿り着いたのです。
あのでかい無骨そのものみたいなおっさんが、
子供の頃から体が弱かったと知ってびっくり。
ストーンズなんかに比べたら、あまりにも穏便かつ親密な人間関係の中にも
どうしても忍び込んでくるシビアな現実。
読み終えた今はもう「だいじょうぶです」って感じでおなか一杯だが、
また読みたくなる日が来そうな一冊、いや全二巻だった。

Ry CooderのGet Rhythmはずっと聴きたかったやつ。
聞かないでいるとずっと忘れてるんだが、聞き始めると止まらなくなる
それがRy Cooderのすごいところ。
一音一音のすっぱりした小気味よさのせいかも。

「100万回生きたねこ」の佐野さんのエッセーはいつもポケットに入れときたい
そういう感じ。

Chaboは今から読みます。


# by taroustory | 2019-01-14 16:45 | ROCK!! | Comments(4)

やっぱモノホンのブルースってのはHowlin' Wolfなんだろうな、と思うのはなぜ。

音楽をやっててピリッとしたり、きりっとしたり、シャキッとしたりなんてあんまりないんだろうなあ。
特に今のわけえやつらは。たまに新しいMusicianのCD聴いてビビッとくるくらいなんだろうなあ。
ほんもんが少ないっつうか、今は見当んないからしょうがないっちゃ、しょうがない。
まさか桑田佳祐聴いてほんもんだあとか思ってないよねえ。
だからHowlin' Wolf!!

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いきましょうよ、ハウリン・ウルフで。大丈夫だから。

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モノホン聴いてシャキッとしましょう。バッチリ決めていきましょう。

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悪魔醸造、いいじゃないすか。
モノホンは強烈に、毒で薬なのです。

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大丈夫、保証します。行きましょう、Howlin' Wolfで。



# by taroustory | 2019-01-12 17:03 | ROCK!! | Comments(4)

あの頃のロックはほんとにロックだった。

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すっげーむかし、ハタチの頃、なぜか俺は夜のバイトをしてて、
当然、夜の世界の人、つっても男しかいないパブって感じの店だったんだが、
そんな世界の人々とは初めて交わるわけで、俺は非常にガキだった。
そんなパブの厨房にはハードロック好きのあにさんがいて、ある日、
俺を無理くり自分の部屋へ招待し、翌日、帰りにLPを貸してくれた。
Mauntainのアルバム「ナンタケット・スレイライド」だった。
ドラマティックでへヴィーな本物のハードロックだった。




# by taroustory | 2019-01-04 17:54 | ROCK!! | Comments(2)

図書館通いの2018年、とにかく通った。とにかく借りた。

とにかく図書館から本やらCDやらCDやらCDやら借りまくった一年だった。

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Allman Brothers Band
"Where It All Begins" includes 'Soulshine'
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Bo Gumbos' 1st
"Bo & Gumbo"
c0008065_19220469.jpgBuddy Guy "Living Proof"
includes 'Stay Around Little Longer' with B.B.King




David Bowie
c0008065_20114507.jpg"Scary Monsters"
c0008065_20113908.jpg"Lodger"
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”1.Outside”
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"White Tie Black Noise"
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David Sylvian "Camphor"
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Sting "57th & 9th”








c0008065_19220431.jpgEmmylou Harris "Duets"
c0008065_20115490.jpg"Stumble to Grace"









John Hiatt
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”Sloow Turning”
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”Bring The Family"
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”The Tiki Bar Is Open"








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吉田拓郎 
”Life"
”午前中に…”
c0008065_19213515.jpg萩原健一 "BEST SELECTION"









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Sheena & The Rokkets "Golden Hits: The Alfa Years"

c0008065_19221681.jpg"THE GREATEST SHHENA & THE ROKKETS"

他にも
John Denver "Greatest Hits"
Howlin' Wolf "Moanin' iin the Moonlight"
Crosby, Stills & Nash "Carry On"
Elvis Costello & The Attractions "Greatest Hits" etc....

そして来年は⇩
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悪いけどガンガン借ります。宝くじ当んない限り金ないんで。




# by taroustory | 2018-12-26 20:16 | MUSIC!! | Comments(7)

1980.12.8

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 38年前の今日だったんだ、と思い出す。昼のワイドショーだったから、ほとんどこの時間だ。と思ったところで気づく。いや、明日だ。日本時間の12月8日、まだ彼は殺されていなかった。明日のほぼこの時間、俺は彼の死を知らされたのだ。38年前。だったら俺は21才。そうか、あの時、俺は21才だったのだ。


 バイト先の控え室の14インチ、厨房の人が何気なく付けていたテレビ、午後2時、ワイドショーのおやじが開口一番、深刻ぶった顔で「元ビートルズの……」まで言った瞬間、俺の頭の中はとんでもない言葉で埋め尽くされた。ポールと言ってくれ!リンゴと言ってくれ!ジョージと言ってくれ!ジョンとだけは言わないでくれ!

 しかし俺にはわかっていた。いかにも悲痛な面持ちのおやじが言い出しそうな事柄の当事者(被害者)の名前はジョン・レノン以外ではありえない。そんなことはわかっていたのだ。だから尚のこと必死で一瞬のうちに俺は唱えたのだ。「ポールと言ってくれ!」、と。

 暗殺だ。そう思った。アメリカ政府に亡き者にされたのだ。その思いは今なお変わっていない。マーク・チャップマンとかいう男の個人的な犯行だなんて、何度言われたって俺は信じない。アメリカ政府に洗脳された男が拳銃を持たされてダコタアパートに向けて放たれたのだ。根拠は何もない。でもこの「事実」は俺の中で一生変わらない。

 第一報として報じられたワイドショーの一こまを見終えると俺と金子さんはビラ配りに外へ出た。近所のマンションを回りながら、「これから俺はどうなっていくんだろう」と思っていた。海外で有名ミュージシャンが殺害されたからと言って、俺の人生がどう変わるものでもないだろうに。「俺の人生はどうなっちまうんだろう」。足元がフワフワしていた。




# by taroustory | 2018-12-08 17:21 | Comments(2)

Imagineという歌

 Imagine there's no heaven
 It's easy if you try
 No hell below us
 above us only sky
..................
 
 中学の頃、何度もノート、教科書の隅っこ、そして机にまでイタズラ書きした歌詞だ。

 天国も地獄もないって、みんなが今日のために生きてるんだって、想像してごらん
 国も宗教もないって、だからそういうもののために殺し合ったり死んでいったりする必要もないんだって想像してごらん
 財産なんてものはないって、だから飢えたり貪欲になったりすることもないんだって、想像してごらん

 ビートルズという狂騒から、男が支配する社会から、自分が無意識に属していた劣悪な無神経世界から解放されたジョン・レノンが、率直な心情を、なんの束縛もない状態で吐露した歌だ。
 「夢見心地なバカ野郎と言いたいなら言ってもいいんだよ」と微笑しつつ、でもこれを歌う邪魔はしないでねと、歌いたいから歌うだけなんだと、そういう気持ちが名曲たらしめている。
 聞く人によっては、間抜けな、本当に夢心地なだけな、ぼんやりした、愚かしい歌詞に聞こえる歌なんだろうと思う。でも、そんな否定的な第三者の声を飛び越えて、ひたすら純朴に歌われるこの歌が、この歌を作らしめた魂が、中学生の俺の心の波長と重なり合って、机のイタズラ書きに結びついていた。

 ところが、そのあと、ドアーズを聞き、パンクロックに覆われ、突然一人暮らしを強いられて食うに困ったりもし、俺はひねくれた。こんな歌にどんな効力があるってんだ?である。
 そして「ダブル・ファンタジー」発表直前に雑誌に掲載された、ショーンやヨーコとの幸福極まりない暮らしのスナップ写真。金持ちたちの暮らしのひとこまひとこま。
 けれど、その直後、「伝説の人」となってしまったJohn Lennon。
 1980年12月、人生最大に近い嘆きを経験しつつ、実は、俺は、「Imagine」に対する疑念を隠し持ったままだった。
 
 時は刻まれていった。何の効力が?などという気持ちが過剰な期待から来ていたことも悟った。歌は歌なのだ。それだけで充分だし、充分すぎるぐらいなんだ、とわかった。だいたいにして、あんな歌、他には誰も、照れてしまったり、うそ臭いと自分を疑ってみたりして作りえなかっただろうし、ましてや人前で歌うなど。
 ジョンにしか作りえなかった歌。ジョンにしか歌えなかった歌。
 そして、ジョンが作って歌ったから、今、みんなが歌える歌。
 それが「Imagine」。

# by taroustory | 2018-12-08 17:12 | John Lennon | Comments(1)

希林ちゃん

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# by taroustory | 2018-09-17 18:56 | 映画 | Comments(0)

定禅寺ストリートジャズ・フェスティバル2018

今年はこんなふうに予定を組んだんだけどねえ、雨がねえ。
雨降るとやっぱきついわ、さすがのジャズフェスも。
疲れ倍。ビール変なとこを酔わす感じ。帰宅後、変な筋肉痛。
でもやっぱりたのしかったよ。いいバンドも見つけたし。
ちなみに⇩の色分けには特に意味はないっす。

9月8日(土)
12:50 13:30 ブルース大学 
13:45 14:25 酔いどれブルースバンド
14:00 14:40 Rising Riders Drive 青葉区役所南側

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野外はドラムの音がすべてと言ってもいいくらいだけど、
時おり派手に決めるドラム、唸るベース、ブ熱いサウンドのギター、
このバンドのバックは全部完璧!


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歌も上手いんだけど、歌いっぷりとアクションが氷室みたいで恥ずかしい。
目を合わせられませんでした。
Beatlesの「Hey Bulldog」と「While My Guitar Gently Weeps」最高。


14:40 15:20 The Hobos 
14:40 15:20 オーバーホール  
15:35 16:05 Fire And Water  
15:35 16:15 ヴァミューダ 
15:40 16:20 Uncle-Tets & The ”ALZ”maker Quartet 青葉区役所南側

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DrumとKeyboardがFemale、弦2本がMaleという
アンクルてつ&ALZ makerカルテットはBlues BaseのR&Rで
明るくジャンプ!

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楽しかったっす。

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9月9日(日)
13:55 14:35 Star Fxxker 勾当台公園野外音楽堂

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ストーンズのカヴァーバンド
Keithになりきってて、ええ感じ。


14:50 15:30 Rocket☆Hopper  一番町三丁目水のオブジェ

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ついに出た!Mabo Ama(かっけーオンナ)のブルースバンド!
From Yamagata!!!



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声が天国まで突き抜けちゃってる。
Love the One You're WithとShake Your Moneymakerしか曲名はわからなかったけれど、
とにかくゴキゲン!

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左のお兄さんはカッティング担当でひたすら一本のアコギだったが、
右のあんちゃんが四本のギターを駆使してKeep On Slidin'!!


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楽器としてのWashboard、初めて見た。
けっこう音が出ていた。

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来年も来てね!

16:30 17:10 スーさんとドライヴ(!)  円形公園


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俺たち(Me & My Wife)にとっての毎年のトリ!
スーさんとドライブ!
バンマス不在でちょっと焦った以外は
メンバーのぎっくり腰も何のその、完璧でありました。

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Ohhhh, ルイジア~ナ!


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乙女たちのバドラケットギター、キマッてたね。


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帰りの仙石線駅で、さくさく。


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# by taroustory | 2018-09-10 16:11 | MUSIC!! | Comments(4)

ギケイキ、参りましたわ。

町田康さん、好きです。いつもおもろいの読ませてもらって、ありがたい、と思っとります。
でも今回読ませてもらった「ギケイキ」、参りました。
36ページから先、俺はどんな気持ちで読み進めたらえんか、わからなくなり、弱ってしまい、参ってしまいました。
だって、俺たちゃ源氏に何度弄ばれたらえんじゃい、って感じの心持ちにされちまったから。
つのも、
奥州藤原氏滅亡の一大要因となった源義経を描くのに、藤原氏の系譜をここまで軽んずるってのはどういうこと?
藤原経清のつの字も出てこん。清衡が漁夫の利みたいに平泉を得たかのごとく書いとる。
こんなの、東北の人間、どんな気持ちで読めってんですか。忙しいの、わかります。でも藤原氏をこんなふうに扱って義経を書いて欲しなかったです。
氏の本ですからそりゃすぐに文庫化になるんでしょうけれど、その際にはもうちっと、
藤原氏をまともに扱って欲しいもんです。これじゃあんまりだ。泣けてくる。
マジ、参ってしまいました。

# by taroustory | 2018-08-18 06:14 | 読書

きらいなもんってある

 携帯電話という近代機器を持ち合わせていないからインスタグラムなんてものには縁がないけれど、ツイッターってのにはけっこう面白みを感じて、すっかり疎遠になった音楽的世界の情報を得たりしているのだが、たまにあらわれるあれ、何なの? あの、


 今から俺、これ食います、これです、っていう写真の見せびらかし。

 

まあそりゃあいわゆるこんびに弁当なんて食うことを考えれば、それよりちょっとばかり出費がかさむとはいえ、お、ここよさそ、なんてお店に入店して、お、これうまそ、なんて献立を試したほうが楽しいに決まっている。なんでって、こんびに弁当、ちょっと味が濃すぎる時があってさ。

 しかしその、よさそな店のうまそなプレートめしなり、丼めしなり、麺類なり、パン類なり、そんなものを食うだけなら全然そりゃあ当然の行為なんだが、さあ運ばれてきたぞ、さあ食うぞ、と言って、いや待て、となるのは、なぜ。

 ささと食え。食ったらいいじゃん。

 なんで写真を撮るの。

 なんでみんなに見せびらかすの。

 どうせイラクとかでどこに行くべきかもわからないでぶらぶらして、他にやることも見つからない人はインスタなんて見ないでしょ。だからいいの。見る人はもっと高価で美味なランチを召し上がってるんだから。そんなこと思っただけでも気色ワリいけど。

なんてこた思ってるかっていやあ、おそらく思ってもいなんでしょうが、同時に、

あ、こんなお食事に使うお金はなんて贅沢なんざんしょ、世界中で飢えて困ってらっしゃる、飢えが極みに達して死んでおしまいになろうかという方々もおられるのに。そうですわ、こんなことで銭失いしていてはいけない。寄付ですわ。日本銀行あたりに行けばいいのかしら。ああ、それも面倒だ。そうだ、あれがいい。お気の毒な生物をお匿いになって自らのお金でお面倒を見てらっしゃる作家さんという方がいらっしゃった。あの方、何とおっしゃいましたかしら。そうそう町田さん。あの方にでも現金書留をお送りしましょう。そうしましょ。

なんてことを思う必要もないけれど、いやないでもないけれど義務ではない。しかしそんなふうに使えるかもしれない金でゲットしたデリシャス・ゴージャス・インスタバエ・ギンバエな、で、今まさにお自分の腹に収めんかという直前の、贅沢な代物を撮影、世界に発表、なんてのを傲慢な行為と思わない、そのお心はどこから生まれてきちまったもんなのでござんしょう。

しのんでくう、

ということがお行儀のいいことなのだと、どうしてホワイ何故、思えないのか。


# by taroustory | 2018-08-17 17:55 | さもない毎日 | Comments(0)

ルースターズの夏

ルースターズは夏を連想させるようなグループではない。
She Broke My Heart's EdgeだのSad Songだのが夏なわけがない。
でも俺はルースターズには夏のイメージが重なる。
粗削りなロックンロールばっかの初期の曲なら、ちょっとは夏と言えなくもないだろう。
でも俺が「ルースターズやっぱ夏だわぁ」という気持ちになる時かかってるのは、
She Broke My Heart's EdgeだのSad SongだのCMCだの
ニュールンベルグだのGood Dreamsなのだ。
特に今年みたいな絵にかいたような夏、
彼らのこんな中期の曲を聞くと、ああ、そうだよなあ、と切実に胸に迫るものがあるのだ。
なんなの、これ。
と考えてすぐに浮かぶのは彼らを聞いた場所だ。

Rock & Roll Olympic  at スポーツランド菅生

30年前、俺はそこでシナロケもRCもスライダーズもARBもローザ・ルクセンブルグも見た。ルシアだって見た。

でもあそこで、あの晴れ渡った野っ原で一番、見たのはやっぱりルースターズだったのだ。
断然ルースターズだったのだ。
その証拠が30年後、俺の中から湧き上がってきてるってことだ。



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# by taroustory | 2018-08-12 15:43 | MUSIC!! | Comments(0)

スーパーなやつ

近所にスーパーマーケットという形態の商店がある。と書いてちょっとした違和感を感じた。
スーパーマーケットって商店なんだろうか。
商店って、やっぱどっか「小店」で、小さなお店ってニュアンスがあんじゃないかな、と。
で、思うのはスーパーマーケットってやっぱスーパーだよね、ってこと。
スーパーマーケットは商店ではなく、やっぱ「スーパー」なのだ。
だって大昔、それは小学も三年ぐらいまで上がった頃だったろうか、
生まれて初めてスーパーと言う言葉を聞いたのだが。

我等が街に現れたスーパーは「エンドーチェーン」という名のスーパーマーケットだった。
エンドーチェーンは我が街に、ほんとは今年で創業90年らしいんだが、子供的感覚では
あくまで「唐突に」現れ、どんどん増殖していった。
その当時にしては広大な店内、今にして思えばせこい価格破壊、
そして同じ名前でどんどん増えていく店舗、これがまさに「スーパー」だった。
子供心に、実に「スーパーマーケット現る!」だったのだった。

                  大した続きはないけど……つづく

おまけ

今年も我が家ではゴーヤを食うのです。
ですが、普通のゴーヤの種を買いに行った奥さんは
「デリシャスゴーヤ太丸ってのしかなかったぁ」と嘆きながら帰ってきました。
こういうやつです。なんか水ぶくれみたいでグロくないすか。
でも肉厚でおいしいとか。
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その中に1個(2個?)こんなんができました。

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↑これ、上から見ると↓こんなんなってるのです。

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なかなかスーパーなグロさでっしゃろ。
で、きょうこれを食います。
だから切ったのです。したらやっぱこんなんなってました。

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ふた玉(黄身ふたつ卵)はなんか可愛いが、と思いながら
きっと食うのでしょう。やっぱ夏ぁチャンプルだぜとか言って。
花ぁは、花とてぇ、とか歌いながら。

# by taroustory | 2018-08-05 16:45 | さもない毎日 | Comments(0)

なんと図書館でGreen Day!!

図書館でGreen Dayを借りられるとは思わなんだよ。

シェナニガンズ スーパー・ウラ・ベスト
グリーン デイ

21世紀のブレイクダウン
グリーン デイ

死の家の記録
ドストエフスキー

# by taroustory | 2018-07-24 18:41 | 驚きの毎日 | Comments(0)

図書館よりの慈悲


レジェンド・オブ・T.レックス
 ごく初期の「イギリスのフォークロック」なT・レックスのベスト。
 しみじみします。
青春フォーク 泣き歌
 風の「君と歩いた青春」と喜納昌吉&ごった焼きの「花」
 が入ってたので借りました。
餓鬼道巡行 町田 康
 ま~ちだくんが生活の改革に乗り出しました。
 いつものま~ちだ節です。



# by taroustory | 2018-07-17 07:54 | 読書 | Comments(0)

多賀城図書館には

きょうの収穫。図書館より。




国のない男 
カート・ヴォネガット


節操は特にごぜいません。このほかにもまーちだくんのも借りてるし。100万分の一回~にもま~ちだくんは書いてるよ。

# by taroustory | 2018-07-01 20:00 | 読書 | Comments(2)

「あにいもうと」ってのを見た。

山田洋次の脚本でテレビドラマってからそりゃ楽しみにしてましたよ。
で、録って、見た、ら、ああ、すごい!
どんだけ泣かすかってくらいの感動含有量。
なんで泣けるかって、あの「男はつらいよ」のキャラがそこら中に散りばめられてて。
言っちまえば寅次郎が男女で二人(大泉洋+宮崎あおい)いて、
お母さん(羽乃久里子)はまんま「おばちゃん」、
お父さん(笹野高史)はちょっと重量感のある「おいちゃん」、
二人寅次郎の妹(瀧本美織)がさくらとひろしの混合、
三四郎って弟分(初めて見た若者)が源公(蛾次郎)や登(秋野太作がやってた)まんまで、
印刷屋の「労働者諸君」みたいなムードで「寅」を笑って見てる若者まで配されてる。
それだけで泣き笑い重量感たっぷりってもんです。
荒川土手(?)から聞こえる「ジェルソミーナ」、沁みたなあ。

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それにつけても驚いたのは宮崎あおいで、
大型トラックを運転してたのにもモチ驚愕したんだけど、
もっと受けたのは、やせ具合といい、目の離れ具合といい、俺の古いオンナにくりそつでさあ、そりゃびっくりさ。

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いやいや俺にはそっくりに見えたんだって。
とにもかくにも、ミシェル・ファイファー、最高さんです。
脚本家山田洋次さん、またテレビもよろしくさんです。





# by taroustory | 2018-06-28 16:37 | Television | Comments(0)

そして父になる、ってのを見た。

子供の取り違え、とんでもない話である。
自分に子供はないから、その身になって考えることは不可能だが、
子供のいる友達にもしこんな事態が表出したら、こっちまでいたたまれないだろう。
だがしかしこの映画は、そのあたりの超めんどくさい話を、
現実に怒りうる問題――病院との駆け引き、裁判、周囲の目、などなど――
を端折りに端折ることで、ストイックなまでにシンプルにまとめ上げ、
こっちの涙を、効率的に引き出した。
そして、その涙の濁りのないこと。
「アルマゲドン」とはちゃう。
泣かせる話、ではないのだ。泣く話、なのだ。

主役にマシャを配したのがまず素晴らしい。
こういう 一見薄情、一見最悪、みたいな役に彼以上の俳優はいない。
そして妻役の尾野真知子(字が違ってたら謝る)の深い情感、好きです、
取り違えられた逆側の夫婦の妻はガラッぱち人情派をやらせるとうまい真木よう子、
超いい加減なのに素晴らしいことしか呟かないその夫役のリリーフランケンさん、
オノマチのかあさんの樹木希林も、弁護士で田中”浮気男”哲司、好きです、も画面に色を出してるし、
と、配役が無駄なく、豪華で、この人以外なさ満点。

すっきりした素晴らしい感動作であった。

というわけで今ぼくはバッハ大先生の「ゴールドベルグ変奏曲」を聞いてるんです。


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追伸 鴨の親子は強固につながれてて安心。


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かもん、れっつ、ご!

# by taroustory | 2018-06-23 16:46 | 邦画 | Comments(2)

44年後の吉田拓郎

 なんと、生まれて初めて吉田拓郎のアルバムを聞いています。

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この方の「結婚しようよ」なんつう歌が流行って、一世を風靡した中学一年の頃、
陽水の「氷の世界」なんてずいぶん聞いたし、泉谷のアルバムはこれまで何枚か買って聞いたもんですが、
なんと考えてみたらこの方、拓郎のアルバムは一度も聞いたことがなかったのです。
びっくりしたねえ。
なんと、こんだけながいつきあいをしてきたのに、つうか、そんなつもりでいたのに、
一枚もアルバムを聞いたことがなかったなんて。
びっくらぽんだす。

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「午前中に……」というアルバムは「真夜中のタクシー」なんて遊び心たっぷしな曲も入ってて
なんとも気楽に聞けて、しかしどっか深い、そんなアルバムでした。
 
一緒にベストアルバムの「LIFE」ってのも借りてきたけど、やっぱりオリジナルアルバムですなあ、
ちゃんとした人の音楽は。ちゃんとした人ほど、時がたつとしっかり次の段階に行っちゃってるからなのでしょうか。

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でもやっぱりこれはこれで「となりの町のお嬢さん」やら「明日に向かって走れ」やら「たえこマイ・ラブ」
「流星」やら「シンシア」やら「落陽」、それぞれに懐かしかったりして、
大好きなプロ野球の球団のごしゃごしゃでぐしゃぐしゃしてた頭をリセットできました。

なんだかねえ、もっと早く、いろんなアルバムを聞いてればよかったと、思っても遅し、だわ。
長生きしてね、って感じ。

# by taroustory | 2018-06-18 17:28 | MUSIC!! | Comments(4)

シグナルってドラマを見てたんだけどな

4月から6月までの3ヶ月間もまた、わたしはテレビドラマを一杯予約して見ておったんです。
そん中に、「シグナル」ってのがあって、それの最終回が今週あったんですけど、いやあ、
久しぶりの超モヤモヤ最終回でした。
超モヤモヤ最終回ってのがどんな最終回かっていうと、もうこれで終わりなのに、そして目の前では
「すっかりもう終わったけんね、あとはもう何も語るべきことないんじゃけね」という状態になってるのに、
見てるほうの頭ん中に「???????」が整列してる最終回のことです。
その中でも俺の中でひときわまばゆく輝いていた「?」は、

なんで大山(北村一輝)が撃たれようとした時に仲間が助けに入ってきたの?

です。だって何の伏線もなかったんだもの。何度も見返しちゃったじゃないすか。
それでも、「ちらっとメモを仲間のデスクに置いとく」とか「GPSを何する」とか、
仲間との会話する場面まで作らないにしても、何ひとつ伏線はなかった。
でもよくよく考えて思ったのは、あ、やられた、と思ったら、わお、やられなかった!
というどんでん返し感ってんですか? ワオ!って感じを狙ったんだろうなあ、ってこと。
けど、さあ、あれはどうしても俺には
あれ? ん? なして? 
でしかなかった。
しかしまあ、何度も見直して、そのことでなお一層忘れられないドラマになったんは間違えねえ。
でもよう、おうおうおうって、のめり込んで見てたからねえ、ねえ、その分すっきり、おぉぉぉぉっ!と
感動して鑑賞し終えたかったなあ、ってのが人情ってもんですぜ。
だから、残念。
それにしても「ブラックペアン」のくせえったらないね。やんなるね。でも見てる。
ニノさんの全出演者の臭さをはね返すような毒っ気があるからです。
しかしそれにしても、俗々しますね、テレビドラマ。俗々です!


https://www.ktv.jp/signal/index.html
https://gyao.yahoo.co.jp/player/11202/v00052/v0000000000000000520/


# by taroustory | 2018-06-14 17:01 | Television | Comments(0)

おお、おそれよ。

 航行線上に突如現出した白とグレーの物体は、鎌首をもたげた蛇が大きく口を開いたかのように当機に向かって姿を現したのでした。
 もちろん我々にできることなど何もありません。ただただ何事も起きぬことを願って、航行を続けるだけでした。

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 すると、これも突然のできごとでした。一筋の光がすべてをかき消してしまったのです。
 なんてことでしょう。これを神わざと言わずしてどうしましょう。

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 巨大な化け物状の物体は単に雲が偶然あのような形状をとっていただけだったのでしょうか。
 わたしにはそうは思えません。あれが現れた時の恐怖は気のせいなんかではなかったのです。
 けれど、そんなわたしの確信など、この、わたしたちが生きている地球、いえ、宇宙の中では、まったく存在感など持ちえません。
 ただ、光が満ち、そして翳っていくだけなのです。

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Good Morning & Good Night


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# by taroustory | 2018-06-08 17:08 | 驚きの毎日 | Comments(0)

こんなんまじで必要なん?

2017年のある日、いつもの土手に上がってったら、オレンジの幕が道路わきに張られていた。

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なんや?と、覗き込んだら傾斜地がなくなってるではありませんか。
なんじゃ、なんじゃ、いったい何をおっぱじめようってんだ?
 とは思ったがやってるおんつぁんたちにわざわざ聞くのも面倒だ。
しゃーないな、と思いつつ、その日は立ち去った。

それからは細々となにやら進めちゃいるようだったが、目にあらわなるほどの進展は見られず、
ん? という光景は三月に現れた。

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お、と思ったさ。橋でもかけてけんのすか?
しかしこの場に立って180度からだを回せばそこにあるのは車二台すれ違えないほどの
民家に挟まれた私道様の小路。
とても橋など通せる地にはあらず、向こう岸は大銀杏と杉の大木に囲まれた祠がひとつ。
じゃねえな、とすぐにわかる。
だったら? と考えたところで何がわかるわけでもないので、疑問は風の中に投げた。

して、彼らの計画が大きく動いたのは4月に入ってからだった。
でかいのが、どうやってこんなんがここに? って感じでどかどかはいってきて、

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ついに、こんな事態に。
川水の遮断行為。


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もちろん魚が入ってこないようにして、そこで泳ごうとしてるんではないだろう、と察せられた。


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このあと、でかい岩石がこの鉄枠の中にどかどか放り込まれた、
のだが、その光景は撮り忘れてた。

だから、記録は突然、2018年5月の完成図に。

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な~んだ、である。
ただの護岸工事だったんじゃん。
しかし、たった50~60mの護岸工事にあんだけの機材を投入せなあかんのやねぇ。
そりゃあ、土建屋はやめられまへんな。

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おれはせいぜい下に降りていって、上を見るだけだ。
人工芝越しに、そう、今日もいつものWhite & Blue。


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ああ、川になんか生まれてきたくなかったよ。
もう二度と魚になんて生まれてきてやるもんか。

と、いう声が。








# by taroustory | 2018-05-27 16:49 | 驚きの毎日 | Comments(0)

ダンシャリーズは道の真ん中を行くが

物を捨てられない。いや、捨てるべき時には捨てられるから、これは違う。
物を捨てるのが嫌いなのだ。
気軽に断捨離なんて口にしていい気分になってるやつの気持ちが、まったく以って理解できない。
捨てたら何か変わるか?
そんなに毒づいてだったら一体何なのだ、というと、きょう、こんな物を使用する機会に恵まれたから、またしてもわたしは捨てるのが嫌いだ、と再確認したわけだったのだ。
こんな物とは、⇓こんなものである。

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あれまあ、と思う人なら思うだろう。
とっといてよかったと思う人なのだ、わたしは俺は僕は。
ついでに、我が家にはこんな物だってあるのだ。

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どうだ、まいったか。
知る人ぞ知る、その昔、ある職種に就いていた人なら絶対に必要だった物だ。
だから何なんだ、と言われたら、こんな物を見せびらかしたかっただけ、と答えたいと思う今日この頃です。

ああ。

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我が人生に悔いなし。





# by taroustory | 2018-05-25 17:28 | さもない毎日 | Comments(2)

ダンシャリアンが君を捨てる!

 断捨離なんてのはやっぱりやめたがいいよ、と実に思うのは、ほら、それ自分に返ってきたらどうすんの!?という危惧があるからです。
 断捨離が自分に返ってくる?なにをおバカさんなことを言っちゃってんのかな、ついにキちまったですか?なんて言わないで、きちんと危惧してほしいと私は思うのです。
 人間にも断捨離は襲ってきます。断たれ、捨てられ、もう人々の意識からの離脱を余儀なくされるのです。もうとっくにそれは始まってます。
 始まってます。
 世間、特に宮城県内でよく知られているのは中学生世界における、それ、です。
 いじめの対象になった時、命を絶った子供たち。教室内で存在意義を断たれ、教師や親から捨てられ、そして自分の中で存在価値を手放してしまったのです。
 いや、マジで、ダンシャリアンになんてならないでね。その餌食にはなおのこと!!!!!!

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# by taroustory | 2018-05-24 17:36 | Comments(0)

Do you know Danshari?

 世の中じゃ昨今よく断捨離なんてことをよく言いますが、入ってくるものを断ったり、家にある物を捨てたり、物質的欲望から離れるなんてのは、これ、家の中に物が溢れかえってる人の発想だよね。

 いやそうじゃなくて、これは東洋思想の一種で物をどうこうすることは手段に過ぎなくて? でも、これ、やっぱ、元々家の中がガランとしちまって、猫の毛一本漂ってないなんて家にはありえない発想だっちゃ? だからわが家では決してそんな言葉が宙に発せられることは一度たりともありえないのである。

 元々が入荷が絶たれっぱなしの家なのだから。今ある物を捨てたら明日からたちまち暮らしが不便になる家なんだから。物質的欲望なんて持ちようのない経済状況なんだから。

 しかし考えてみれば、わたしの家には関係ない言葉とはいえ、世の中にこんな言葉があることは、これ、わたしのような人間にさえ何らかの希望の芽は残ってるって意味で、素晴しきことなんだろうな。

 だって。

 世の中は断捨離なんて言葉が誰の口からも出てくるほど、物にあふれている。そんくらい景気がよろしい。その程度には、よろしい。少なくとも我が家ほどに貧困な家ばかりでは、決して、ない。

 そんなわたしは、そんな方々から直接お代を頂戴する仕事に、これ、務めている。つうことは、その中には断捨離なんて言葉をへらへら、その根本的意味など知らないままに口にする方々も多分にいるに違いなく、そんな方々は、わたしが捨てようにも元から持ってないような物を、次々に市の清掃公社や民間の廃品回収業者に金を払ってまで「捨」してしまうような方々なのであり、それはつまり一言で言えば、わたしなんかより数倍もお金を保持しておられるということである。

 しかしその方々が一瞬にして見破れるほどお金もちの様相を示しているかと言えばそれほどのこともなく、大概の断捨離族は休日のわたしなんかと、それほど変わりのない風体をなさっているのである。

 これはすなわちどんな現実、並びに明日への暗示を示しているかと言えば、

「うちにもおこぼれはあるぞ!」

 ってことなのである。

 おこぼれあるところに、余裕は生まれる。

 つまり、断ったりする必要のない我が家、捨てるものなど何もない我が家、物質欲を持ちえない我が家、そんなわたしの家にも、いつか一人でくるくる回って掃除しちゃってくれたりする円盤様物質や、一人でくるくる回って音曲を演奏してくれるテーブル様物質がもたらされるかもしれないのである。

 頑張れ! 断捨離族!


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# by taroustory | 2018-05-22 17:08 | タクシー日記 | Comments(2)

アラハバキは中世東北の神

 宮城県川崎町が大変なことになっている。アラハバキ神が歓喜の波を巻き起こしているのだ。
 その中心にいるのはもちろんアラハバキの神だろうが、誰が神を興奮せしめたのだろうか。
 池畑潤二率いるBig Beat Carnival? シオン? Chabo? 泉谷? Harry?
 誰だっていい。全然かまわない。だって俺、川崎にいないから。
 でもやはり聞きだしたのはThe Roosters。
「テキーラ」のツンザキドラムから始まって、いまは「CMC」だ。
 思えばこれを突き抜ける青空の下で聞いたことがあったのだ。
 あれは川崎町の隣町、村田町だった。かわさき。むらた。おお、山ん中!ど山ん中!!
 そう、Woodstockの昔から、マジもんのRockは山ん中と決まっているのだ。
 だから30年前のあの日、俺も山ん中にいたのだ。
 菅生スポーツセンター、ロックンロールオリンピック。
 いい人生じゃないか。

# by taroustory | 2018-04-29 17:52 | ROCK!! | Comments(0)

アラバキはほんとはアラハバキ

 ゴールデンウィークがやってくるっつったって、どこからやって来て、どこに投宿することやら。俺んとこには来ないでね。余分な布団なんてないのよ。さもないとあんたの靴隠して、どこにも出られないようにしちゃうんだからね。
 そんな、ひっどいなあ。僕は寝る時はほとんど場所をとらないし、特別なものは何も食べたがらないし、とにかく一銭もお金のかからない、君の暮らしに1ミリだって支障をきたさないから、いいじゃないか、1週間ぐらい。
 毎年毎年きみはそういうけどね、近頃はきみ、1週間でなんかちっともおわらないじゃないか。8日も10日も居座られたんじゃ、やっぱり僕にだって感じる心というものがあるんだからね、邪魔とまでは言わないけれど、神経にね、ちょっと、神経がね。
 神経ですか。
 神経がね。それにお金がかからないってのは断然うそだね。
 うそじゃないよ。いつ僕がきみに余分なお金を使わせたっていうんだい? 大体にしてきみに余分なお金なんて、あったためしがないじゃないか。
 

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あ。

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ね。

うん。

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そのむかし。
ある男が人並みの休みが欲しくてバイトをやめて 仕事をさがした。
そして知ったのは 人並みの退屈さだった。
でも、知らないよりは知ることができて、よかったんだ。


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ほんとうに たのしいことは ぼくしだい

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Arabaki 晴れるようでよかったねぇ。

https://arabaki.com/lineup/


日本中のロックミュージシャンが宮城に集まる二日間らしい。

一日目はSionが見たい。
二日目はなんつっても
ハリーとスライダーズ 35周年記念楽団だ。
見になんて行けないけど。
ははは。はははは! にゃあ。





# by taroustory | 2018-04-27 17:08 | 1時5分前の弾薬庫 | Comments(0)

あわてるキリンに憐れみを

 だからさあ、道なんて歩きだかなないんだよ、と少々怒気をはらんだ口ぶりでキリンは言うのである。
 どうしたんだい。ミシシッピ生まれで福室育ちのアリゲータは場合によっちゃ同情してやらねえこともないぜとでも言いたげに口を尖らせながら訊いたのだった。
 ケニアの深さ十メートルのプールつきの大邸宅生れだが、職場の上役とそりが合わず、この4月に仙台に飛ばされてきたキリンは現在の職場のある町の路上でよく見かける光景について口から泡を飛ばし始めたからアリゲータは椅子を5メートルほど引いて、キリンの次の言葉を待った。
 これだよ、キリンは言った。

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これ。

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ちょっとでもぼんやりしててごらん。
顔は傷だらけさ。

ああ、ケニヤに帰りたいよ。

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俺もそうさなあ、とアリゲータは思った。
ミシシッピの泥の味が懐かしい気もするさ。




# by taroustory | 2018-04-25 17:45 | 1時5分前の弾薬庫 | Comments(0)

気をつけろ、とサザンマンは言ったか?

 世の中に「犬も歩けば棒に当たる」なんて言葉があるくらいだから、道なんてところを歩いてると、オートモバイルカー、人呼んで自動車なんてものが、まるで「俺たちゃおめえらなんかよりずっと大昔から地球上に存在してきたんだからな」とでも言いたげにズンズン迫ってくるわ、小学生とも幼稚園児とも赤児とも知れないつるつる肌の小人間どもが「俺たちゃおめえらなんかよりバッチリはっきりエナジー100パーなんだかんね」って調子でガンガン向かって来るわ、じじいばばあはよたよたほろほろ、まるで「俺たちゃどんだけ世のため人のためになってきたかしれないよ」みたいな顔してぐりぐりと停滞して進路を阻んでくれるわ、とにかくろくな事態に遭遇しないってもんだぜ。
 なんてようなことを、ナコソノセキよりさらに500マイルも南の国からジェットプレインに乗ってやってきた、人呼んでサザンマンである、と自称した男はよく言っていたもんだった。そう。よく言っていた。俺は聞いていた。
 ジェットプレイン。上等じゃないか。そう俺は思ったものだった。よく思ったもんだった。
 だって。
 俺なんかジェットプレインどころかタクシーに乗る金さえ持たせてもらえない、自転車も買ってもらえない、そんな金はどっからも収入していないボケ案山子なのだから。
 ところが。
 ボケ案山子にもサザンマンに自慢できるようなところがあるにはあって、それはとある、あまりよく認知されていない現実を知ってるってことなのである。
 しかしこの真実を語るに足る現象を得る前にサザンマンはまた、ナコソノセキの500マイルの遥か向こう、南の地の温暖さを目指して帰っていってしまった。
 語りたかった。きっとサザンマンは目を輝かせ、鼻を鳴らしながら聞いてくれたことだろう。でももうそれも悲しいかな、かなわない夢となった。諦めなければならない。
 だからどうだろう。
 きょうわたしは、サザンマンに語ってあげられなかった知られざる現実を、この世の一つの真実を、きょうはきみに、そう、そこで私のウォーンアウトソックスに見とれている君が聞いてくれないだろうか。いくつか写真も撮ってあるんだ。
 こういう写真を。
 まずは倉庫の屋根、2階建て程度の高さにあるカラスである。

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モノクロのシンボルの脇から俺たちを見下ろすカラス。実にやな感じじゃないか。
道を歩いていて気をつけるべきは、前後左右だけじゃないってことだ。

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こんなやからに石でも投げ落とされたりした日にゃ俺たちに明日はない。

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これが現実だ。リスでさえ、俺たちを狙っているのである。

Watch Out!
Southern Man!!


# by taroustory | 2018-04-24 16:19 | 1時5分前の弾薬庫 | Comments(0)